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代表メッセージ

建築改修業界に長年携わってきた経験をもとに
調査から改修までワンストップで行います

代表メッセージ

赤外線調査は信用できない!

過去の私は赤外線調査を全く信用をしていませんでした。
15年前に建設現場に従事していた当時、大手調査会社へ複数の建物診断を依頼し、その赤外線調査報告書を基に大規模修繕工事の補修予算を積算、工事を実施したところ調査報告書の不具合と思われる箇所と工事着工後の不具合箇所と全体的な数量として相違がありました。
それは私の現場だけではなく、他の現場でも同様に事案が発生していました。この調査を機に私は赤外線調査を信用が出来なくなりました。

なぜ信用していない人が赤外線調査を?

不思議なことに赤外線調査を信用していなかった私が現在、全国に亘り赤外線カメラ、ドローン高解像度可視カメラ、打診、高解像度可視カメラ内視鏡を用いて建物診断、漏水調査、給排水設備診断、植生度指数の調査専門会社をさせて頂いています。
調査会社を立ち上げたある時期、法改正や赤外線カメラ搭載ドローン発表と赤外線へのポジティブなニュースがあり、たまたま、関西と四国にいらっしゃる2人の赤外線について変態的知識を持った方(後にわたしの師匠たち)と出会いました。その方々の知識は私が全国で赤外線の様々な協会のセミナーへ参加し話を伺った内容の100倍以上の説得力があり、紛れもなく目から鱗でした。赤外線を疑っていた私を一瞬で信用させてしまう撮影・解析する高い技術力。質問したときは質問内容から付随するより多岐に亘知識の回答があり、彼らの計り知れない知識・実績の説明を聞いて当時の私は常に頭から煙が出ている思いでした。そして、視えないものを根拠ある画像として可視化をすることが出来る魅力的な赤外線に自然と引き込まれていきました。

可視化できる重要性と見極める力

正しくない撮影方法のデータを可視化したものは、解析も何も出来ません。意味がありません。
重要なのは高性能機材と撮影・解析の技術力です。 赤外線調査を全く信用していない。赤外線カメラと打診調査整合性の違いは?半信半疑という方は全国に沢山いらっしゃいます。そのような方々へ正しくない赤外線調査を提供してしまうと素晴らしいツールや技術をまた衰退させてしまいます。
調査現場での安全性、効率性(短工期)、低コスト等を全面に謳い、実際は赤外線の知識・経験が乏しい現状があることを目にすることが多々あります。過去には他社で調査した建物を改めて弊社へセカンドオピニオンということで再調査を何度もしました。調査を依頼される方々には赤外線カメラを正しく運用する事が出来る調査会社を見極める知識を得て頂きたいという思いで私は2020~2022年のコロナ禍の間に状況を見据えながら北海道、宮城、秋田、埼玉、千葉、東京、横浜、静岡、愛知、大阪、高知、福岡へと赤外線カメラと赤外線カメラを搭載ドローンについての勉強会を実施させて頂きました。勉強会をさせて頂いた効果なのか、勉強会を機に過去の私のように赤外線調査を疑っていた方々は現在、定期に調査相談のお話をさせて頂いております。
法的に義務化されている特定建築物の12条定期調査、外壁仕上げ材剥落の危険性を未然に防ぐための事故予防調査をはじめ、赤外線、内視鏡、水分計等を用いてわかりにくい漏水調査などご依頼者様の様々なご要望を伺いながら調査~施工までお応えをさせて頂いております。

代表取締役梶山 将生

弊社が調査するメリット

赤外線カメラ調査の独自の調査撮影方法、独自の解析方法で建物全体をスクリーニングし、不具合の可能性箇所を検知・検出ができます。
しかし、赤外線カメラだけで全てを判断するのにはリスクがあります。弊社では、過去に新築・大規模修繕工事をはじめ、特定建築物調査員、建築仕上げ診断技術者として従事していた経験を基に打診・目視調査を必ず併用しております。また、仮設足場、高所作業車、ゴンドラ等の大掛かりな仮設を使用することなく、高所部分の外壁、屋上・人が容易に確認することが出来ない、軒先、ケラバを高解像度可視カメラ(10K相当)と光学23倍ZOOMで撮影し、あとから可視画像を目視確認します。高解像度により、ひび割れ巾0.1mm以下のヘアークラックでも見つけることが可能です。何よりも全てにおいて言えることは、現場調査は調査員の判断で進められ、調査員の経験値が大きく関わってきます。よく質問されるのは打診調査と赤外線カメラ調査との精度差はどのくらいありますか?
と、聞かれます。そのときわたしは、逆に打診調査へどのくらい信頼できる精度があると思いますか?と伺っています。
10人調査した場合は、100%同じになることありますか?先にも述べたように、人の判断で調査をしていることもあり、経験値差で不具合の拾い方も異なります。打診するスピード、強さ、経験値があっても年齢により打診音の拾える音域幅の減少、終日調査すると疲労が発生し、打診の損じが必ず発生します。そこで、弊社は打診の損じをフォローするというこでも赤外線カメラで全体を撮影し、正しい温度データを残すことで打診で対応できない個所を含め、打診との整合性を確認し、調査精度を向上させています。また、データは残すことは病院のカルテと同じと考えます。定期に調査を実施することで劣化現象の変化を確認する経過観察としても使用できます。ですから、毎年、健康診断を受けている非破壊検査のレントゲン、エコー撮影は赤外線カメラ撮影と同じと言えます。レントゲン、エコーは撮影して影(不具合箇所)の有無を見て、影があれば次の二次診断で内視鏡、病理検査へと移行します。建物診断も建物全体からのスクリーニングで不具合箇所を絞り込み、不具合の箇所や可能性があれば破壊検査の二次診断や補修・改修作業へを移行します。お伝えしたいことは赤外線カメラで全て完結ではなく、建物全体をスクリーニングかけて不具合箇所を抽出し、全体の状態確認や部分対応することが出来ます。

会社概要

会社名 株式会社 貴船インスペクション
代表者名 梶山 将生
設立 2005年1月 (2017年4月社名変更)
所在地 愛知県名古屋市西区那古野1-8-9 K2ビル5F
TEL 052-589-1388 / FAX 052-589-1387
営業時間 9:00〜18:00 / 定休日 土・日・祝日 (ご相談により土日祝日も対応可)
主要取引先 特定建築物(施設・事務所・ホテル等)、メーカー関係建物(工場・保養所・研修所・宿舎)、集合住宅、戸建住宅
事業内容 建物の調査・診断報告、改修工事の設計、施工業務、不動産の取得、開発、賃貸、売買、管理、保有及び仲介 上記に付随するコンサルタント業
資格 1等無人航空機操縦士(限定解除:目視外・夜間飛行)、2等無人航空機操縦士、1級建築施工管理技士、1級管工事施工管理技士、赤外線撮影診断技術士、ドローン操縦士回転翼3級、JUIDA無人航空操縦技能証明証、JUIDA無人航空機安全運航管理者証明証、
JUIDAインストラクター、第3級陸上特殊無線技士、四級アマチュア無線技士、特定建築物調査員、建築仕上診断技術者、福祉住環境コーディネーター2級、増改築相談員

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